結婚相手は抽選で 2話 感想・ネタバレ フジ 土曜夜11時
出典:http://tokai-tv.com/chusenmiai/
野村周平/高梨臨/大谷亮平
あなたの結婚相手候補は、 国が選びます!?
政府が『抽選見合い結婚法』を施行
対象は、二十五歳から三十九歳までの男女で、前科や離婚歴がなく、子供のいない独身者である。
抽選方法は、本人の年齢プラスマイナス五歳の範囲内で無作為とされている。
相手が気にいらなければ、二人までは断ることができる。
しかし、どうしても気にいらずに三人断った場合は、テロ対策活動後方支援隊に二年間従事しなければならない。
除隊後の職場復帰は政府により保障されている。
尚、断られる側に人数制限はない。
視聴率は1話が2.8%、2話が3.4%と低いですが、内容は結構面白いと思います。
あらすじ
2話
政府が施行した「抽選見合い結婚法」は、内閣府特命担当大臣の小野寺(若村麻由美)からマスコミを通して詳細が明らかになっていき、提出書類を前に龍彦(野村周平)は、“見合い相手に対して一つだけ、希望条件の記入ができる”という項目に何を書くべきか悩んでいた。
好美(佐津川愛美)は、酒乱の父親に苦しんできた母・あき恵(山口美也子)を反面教師に、“飲酒をしない人”と記入、嵐望(大谷亮平)は「母性の強い人」と書き込んだ。
さらに恋人の嵐望にふられた奈々(高梨臨)は、祖母・紅子(冨田恵子)から、できるだけ難しい条件を書いて無効に持ち込む作戦を取るべきだと言われていた。
その頃、「抽選見合い」対象者でもあるフリージャーナリストのひかり(大西礼芳)は、この新法律に懐疑的で、その問題点を記事にしてネットニュースに配信していた。
抽選見合いの当日、最初の見合い相手を前に心臓が高鳴る龍彦。
しかし相手は、龍彦のスマホのアニメの待ち受け画面を見るなり引き気味。
突然、お腹を押さえて体調不良を訴えると、足早に帰ってしまった。
案の定、抽選見合い事務局を通じその相手から、“性格の不一致”と断られた龍彦は、喋ってもいないのに…と落ち込むのだった。
また奈々は、相手が希望条件に合わないと無効を訴えるが、事務局から条件が抽象的すぎることを理由に 「拒否」と判定されてしまう。
約2週間後、龍彦は抽選見合い推奨喫茶店の店内で、2人目のお見合い相手、不動怜子(富山えり子)と名刺交換をしていた。
龍彦より5歳年上の怜子は一流企業の主任と肩書きはエリート、しかしデブで見た目はお世辞にも良いとは言えない。
その怜子からも断られた龍彦は、少し話しただけで断りたくなるぐらい自分はキモい奴なのか…と落ち込むが、断られた理由を聞きたいと思い切って怜子の名刺の携帯番号に連絡する。
そして後日、怜子に会った龍彦は意外な理由を彼女から聞くことになり…。
3話予告
2度のお見合いを経験した龍彦(野村周平)は、『抽選見合い結婚法に思うこと』というタイトルでブログに日記を打ち込んでいた。
「人を傷つける法律なんて、本当にあっていいのだろうか…?」と次第に疑問を抱く龍彦の元に、“人を傷つける法律なんて、あっていいわけないよね!”と一件のメッセージが届く。
そのメッセージの主は、フリージャーナリストのひかり(大西礼芳)だった。
さらに職場の先輩が、抽選見合いを避けるために電撃結婚したものの後悔しているという話を聞いて、「抽選見合い結婚法」の被害者が山ほどいるのではという思いに至るのだった。
ひかりは、「テロ対策活動後方支援隊」(テロ撲滅隊)に関する情報をネット配信しようとするが、あっという間に削除されてしまう。
官邸の指示により公安が徹底して情報漏えいを防ぐさまに嘆く小野寺(若村麻由美)。
しかも入隊者の急増により予算オーバーの心配までしなければならず、悩みは尽きない。
その頃奈々(高梨臨)は、2回目のお見合い相手に気に入られてしまい、食事をすることに。
元彼の嵐望(大谷亮平)とよく会っていた店で、一番高いシャンパンや料理を頼み、高くつく女を演じて見合いを断られるように仕向ける作戦に出たが、あまり効果はない様子。
さらに偶然、嵐望が店を訪れて…。
好美(佐津川愛美)も2回目のお見合いで出逢った男性と食事に行くが、相手との微妙な価値観の違いに戸惑っていた。
そして龍彦は3度目のお見合い相手、花村早苗(平岩紙)と会っていた。
今度も年上で予備校の事務員をしているごく普通の女性だ。
結婚に必然性を感じないという龍彦に対し、「じゃ、どうなったら必然性を感じるんですかね?」と問う早苗。
龍彦の「子どもが欲しいと思ったらでしょうか?」という答えを聞いた早苗は龍彦を飲みに誘う。
ついにチャンス到来か?と意気込む龍彦に、早苗から衝撃の告白が…。
政府に対する憤りが高まった龍彦は、『抽選見合い結婚法の被害者たち』というブログを書き始める。
すると、“私も被害者のひとりです”と一通のコメントが届いた。
それを読んだ龍彦の中で、封じ込めた魂がまた蘇ってきたのだった。